1.GET CRAZY!

作詞:中山加奈子
作曲:奥居香

最後に恋に堕ちたウブなあたしを
最近悩ますものは 下世話なウワサ
ふたりの愛はいつも輝いてる太陽 それなのに
黒い雨雲チャンスを狙ってる

朝の陽ざしに目を細めKissをかわす(ふたりに)
土足で踏み込むあいつ Watchya step!
だけども ふたりの固い絆(変わらない)
ふざけた奴には きっと負けない

いつの時代も事件は男と女のワザ
素直な気持ちのままで ずっと愛し合いたいね

目の前に並んだ一億の星
あたしが選んだひとつは宝石だったoh,yeah
ヴォルテージは最高潮 ずっと離れられない それなのに
鉄の鳥かごワナをしかけてる

呼ばれもせずに現れて口を出す(口を出す)
大きなお世話のあいつ Watchya step!
ひとときの熱病と人は言うけど(このまま)
うなされ死ねたら最高だね

今も昔も歴史は 男と女のワザ
ひけめなんて感じないで ずっと一緒にいようね

いつの時代も事件は 男と女のワザ
素直な気持ちのままで ずっと愛し合いたいね

今も昔も歴史は男と女のワザ
ひけめなんて感じないで ずっと一緒にいようね


2.二輪花

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

声が聞こえる?
あの日見上げた夜空へ 同じ響きでいつかは届くかな…
君は変わらず この手温めてくれるの
だからあたしは光る明日が見えたの

「不器用でもいい」って決めたあの時 胸に開く花は
見えないけど、でも確かに咲く
偽りを捨てた今 恐れは消えた

昇り始める朝日眩しいけど 咲き誇る花々 輝いて
揺らぐ歩幅覚束ないけれど 繋ぐ掌がここにあるの
重ねた夢の欠片を数えて 紡ぐ明日へ

恋は「必ず…」という言葉を嫌うの
だけどあなたはそこに居てくれるの

言葉も無く ただ抱きしめたあなたの身体、触れた指が
ただ愛しくて 確かめてみた
この胸の奥にある唯一の光

溢れる木漏れ日の中に咲く花 色彩は違えどただ美しくて
やがて枯れゆく運命と知っても
変わらずにいつまでも愛でるの
ほらまたあなたの声が この胸の中に咲く

声が聞こえる?
あの日流した泪は 夜空に溶けて キラリ明日へ届くの


3.流星ミラクル

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

そうさ 舞い上がれ 流星(ほし)よ
一度だけ 輝いて ふたりを照らして
運命の空を 駆ける 一筋の光が ふたりを 変えていくよ

確かめたのは 怖いからじゃない 照準はあの流星(りゅうせい)に絞った
丸いレンズに 額を寄せた「始まるよ」君が横でつぶやく
そっと息を止めた ふたり 手 握った
わかっているんだ もうすぐ きっと 奇跡が やってくる

さあ 舞い上がれ 流星(ほし)よ
一度だけ 輝いて ふたりを照らして
運命の空を 駆ける 一筋の光が ふたりを 変えていくよ

秘密の地図に 書き足す文字は ふたりのわずかな勇気の証し
古いスニーカー 履き潰しても あきらめない また夜空を 探すよ
そっと瞳閉じた ほら 胸が鳴った
わかっているんだ もうすぐ きっと 奇跡が やってくる

さあ 疾走(はし)り出せ 流星(ほし)よ
一度だけ 瞬いて ふたりをみつけて
運命の空を 飾る 一筋の光が ふたりを 変えていくよ

ふたりは“未来”と 約束をしたんだ
いちばん高い場所で ほらきっと めぐり逢う

そうさ いつの日か ここへ
叶えた夢のかけら 手にして戻って
また丸いレンズのなか 覗いて確かめよう この日の奇跡を

そうさ 舞い上がれ 流星(ほし)よ
一度だけ 輝いて ふたりを照らして
運命の空を 駆ける 一筋の光が ふたりを 変えていくよ


4.春一番

作詞:穂口雄右
作曲:穂口雄右

雪がとけて川になって流れて行きます
つくしの子がはずかしげに顔を出します
もうすぐ春ですね
ちょっと気取ってみませんか
風が吹いて暖かさを運んで来ました
どこかの子が隣の子を迎えに来ました
もうすぐ春ですね
彼を誘ってみませんか
泣いてばかりいたって幸福は来ないから
重いコートぬいで出かけませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか

日だまりには雀達が楽しそうです
雪をはねて猫柳が顔を出します
もうすぐ春ですね
ちょっと気取ってみませんか
もうすぐ春ですね
ちょっと気取ってみませんか
おしゃれをして男の子が出かけて行きます
水をけってカエルの子が泳いで行きます
もうすぐ春ですね
彼を誘ってみませんか
別れ話したのは去年の事でしたね
ひとつ大人になって忘れませんか
もうすぐ春ですねえ
恋をしてみませんか
もうすぐ春ですねえ
恋をしてみませんか

別れ話したのは去年の事でしたね
ひとつ大人になって忘れませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか


5.青春のとびら

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

開かずの ドアは 僕らの前 立ち聳(そび)えている
覗いてみるかい? これが未来 未知なる世界

この鍵は 渡しておこう すべては その手で 決めていくんだ
踏み出せばいい 大丈夫だよ 恐れる 心は “強さ”へと変わる

ららら ららら 鳴り響く 鐘
生まれ 変わる 瞬間(とき)を 伝うよ
僕ら つよく なれるんだ ほら
青春の とびら 開け

ひとつ ふたつと 踏みしめていく これからの道
振り返るのは 辿り着いた 頂(ばしょ)からでいい

予想図は 捨ててしまおう すべては その眼で 確かめるんだ
手を伸ばせば 掴めるんだよ 戸惑う 心は “力”へと変わる

ららら ららら 鳴り止まぬ 鐘
夢が 覚める 瞬間(とき)を 告げるよ
僕ら つよく なれるんだ ほら
青春の とびら 開け

ららら ららら 鳴り果てる 鐘
旅立つべき 瞬間(とき)を 唄うよ
僕ら つよく なれるんだ ほら
青春の

ららら ららら 鳴り響く 鐘
生まれ 変わる 瞬間(とき)を 伝うよ
僕ら つよく なれるんだ ほら
青春の とびら 開け


6.君と歩いた季節

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

とぼけた声が やけに優しく 温もりはぐれた胸に響く
嫌いなほど 好きになった あの頃を微笑って
例えば連ねた言葉の数 余すほどに紡いだ思い出
振り返れば 落葉のように 秋風に消えた

何気ない顔して はにかんで笑ってくれたから
まっすぐな想いだけ 鮮やかに 胸の中に 残されていくよ

つないだ手を確かめる わずかに指がふるえる
終わりゆく この恋に 今とまどうのはなぜ
君のひとみ見つめても 声はむしろ届かない
今は ほほえみを 祈るだけ

想いはとうに消えたはずでも あいまいに心はうずいてる
忘れられる ほど強くは ないとわかって

明日を生きる意味を 追い始めた夢にたくすよ
閉ざされたまんまの 世界が 今大きく 動き出していくよ

つないだ手を引き寄せる わずかに頬がふるえる
終わりゆく この恋に はじめて背を向ける
君が選ぶこれからが 確かなものであるように
今は 輝きを 祈るだけ

ふたりだけの季節の ラストページをめくったら
別々の旅路を 今小さく そして強く 踏み出していくよ

静かにその手を離す わずかに声がふるえる
終わりゆく この恋に 迷う理由などもうない
さよなら いとしきひとよ こらえて空を見上げる
君の ほほえみを 祈るだけ


7.ひなげし

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

大体三日間でひと月の疲れを癒してる
叶わぬ恋と銘打ったこの果敢なき物語
安定の裏側に見え隠れするように暮らしてる
情熱と嘘に似せた古びた扉が嫌い

甲斐性なしと言われる程に未練は無いとしても
金輪際味わえない様な夢に溺れたわ
一切合切の記憶を消してとは言わないけど
それでもチクリ痛むの その刺激がまたツライ

融通の効かない愛が世界を救うなら
「最愛なるもんは何?」なんて問いに意味など無い

「愛」だ「恋」だと嘆くは孤独の雛罌粟 心は泪色
燃えて散りゆく運命と知らずに
気付けば生まれ始める明日を見て笑う

「後悔なんてない…」ってワケもないって解ってる
混沌の海に捨てた煮え切らない言葉
自嘲癖と偽っても手にしたかったその夢は
ぞんざいなウソとともにあっさりと砕け散った

夕映えの空にいっそ想いを流したら
案外簡単にフワリおぼろ月が浮かぶ

交わる術を無くしたあたしは雛罌粟 そぞろな朱の色
あえて過ぎ行く季節と言えずに気付けば溢れ始める ふた筋の泪

融通の効かない愛が世界を救うなら
「最愛なるもんは何?」なんて問いに意味など無い

「愛」だ「恋」だと嘆くは孤独の雛罌粟 心は泪色
燃えて散り行く運命と気付いたあたしは光り始める月へまだ祈る…


8.夏・コイ

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

丸く見開いた目と決して沈まない太陽
僕の行く先を想像してみる
遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに
託して僕は夏に包まれてく

朝もやを駆け抜けて来た道は
遠く遥か続くそれは海の様に何もかもを飲み込む
目もくらむ程の太陽は僕らを
容赦なく照らし続け やがて褐色の肌になる

触れる指を解くのはまだ早いみたい
ぎこちなさの残る会話をしたりして
ふいに気付き夕日を見て君は何を思う
波のざわめき 風のささやき
火照った頬に染み込む

丸く見開いた目と決して沈まない太陽
僕の行く先を想像してみる
遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに
託して僕は夏に包まれてく

長く伸びるその影に静かにキスして
やがて次第に訪れるだろう満天の 星空を待つ
夕凪は時として胸を打つ鼓動や微かな呼吸でさえ
この耳に届かせる

簡単な言葉にだって躊躇いながらの声
確信に迫る言葉とは触れないし
もどかしさに押し黙って僕は何を思う
過ぎたあの夏 これからの夏
二人を照らす月明かり

いったい僕らの未来はどんくらいのスパンでもって
絡んでんだ?なんて 想像してみる
この夏に生まれる恋が永遠の時間となって
二人の内に色を添えれたらいい

少し冷たい水をすくいました
泪に似た味に気付く僕は 蘇る記憶にだって何の抵抗も抱かない
季節は廻る 季節は廻る 同じ砂の上

軽く流しちゃった声もいつだって聞いていたいよ
素直な想いが脳裏をよぎる
ありふれる恋の原形も形を変えてくように
二人の恋は夏に包まれてく

小さな恋よ いつしか花になれ


9.クラシック

作詞:Tack and Yukky
作曲:TAKUYA

Baby 今は泣かないで いつものように聞かせて
あの頃 見つけた 真っ白な想いと ざわめきを
Baby 今は抱きしめて 震えちゃうから
昨日よりShyな この想いを 壊さないように

雨はすっかり あがって あの道を
乾かしてく 光だけが 静かに揺れる

何度も重ねたKissは ガラスみたいにもろくって
眠れない恋は 行き場を失くして 漂う宇宙

真綿のような 2人は 夕焼けに
影をつくる 細くなる 小さく泣いてる

今アツイキセキが この胸に吹いたら
時の流れも 水の流れも 止まるから
愛しい人 震える想いを のせて
いつまでも 夢の中にいて

約束をしよう きっと ずっと 忘れないように
Baby クラシックなBlue 涙があふれちゃう

今アツイキセキが この胸に吹いたら
このまま2人 素直なままで いられたのに
愛しい人 震える想いは 今も 生きてるわ
この街の どこかで 強く風が吹いたら
切ない日々も キレイな空の色に 染まる
愛しい人 震える想いを のせて
いつまでも 夢の中にいて


10.秋桜(コスモス)

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

星の瞬く世界にも 君の声は無力だろう
息を殺し奪う想いも 苦痛を来すだけ
張り詰めてる狂った状況 誘惑に耐えるのが日常
つぶらな瞳に惑わされる そしてまた日は沈むの

恐れるは繰り返す嫉妬 あなたには見えないでしょう
曝け出す機会を待って 見上げた空には三日月が浮かぶの

不埒な柵をほどき あたしの胸は疼き出してく
不適な笑みに埋もれた その愛は嘘だわ

離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう
気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ
I just say「yes」. I just say「yes」.

きらびやかを纏ったとして 後に何が残るでしょう
渦巻くは欲望の煽り 少し濡れた香り
世知辛いな世間と知って 見え隠れするのも無常
産なあなたの声に酔って 夜明けの空には明星が光るの

よこしまな恋の果てに 行きつくべき場所など知れたもの
想いとどまれてるなら この傷も消えるわ

遍く理想 心は無想 声に出したなら砕けよう
凛としたその 心の模様 手に入れたいと願うのも無様だわ
I just say「yes」. I just say「yes」.

不意に消えてしまう時間も “思い出”と呼べるなら
昨日だって 明日だって 今だって 誇れるわ

離れぬうち 届かぬうち あたしの愛を溶かしましょう
気付かぬから 忘れ得ぬから 時雨の秋桜と ともにちるのでしょう

離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう
気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ
I just say「yes」. I just say「yes」.


11.真昼の月

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ

想い馳せて焦がる人 君ぞそれを願えど待ち人
巡る四季の中誰を恋ふて 一人夕凪に指を這わす

黄昏の風吹き止まぬよう 瞼の裏側に祈りをして
一抹の夢に身を委ね 白々光る

真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ

燃ゆる花のひらにとて やがてそれも朽ち果てる定め
霞む君の手よいつぞ消えて かくも虚し気にまた時間を食む

数多の光色褪せぬよう 揺蕩う星々をはた見上げて
永遠の夢を胸に綴じ 静かに浮かぶ

滾る生命の岸辺を渡れど 君に辿り付かずしては眼醒める
放つ願いは今宵も綺麗で 届かずとも溢れる淡き調べ

真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ
とめどなく溢れては消える調べ


12.卒業写真

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる

町でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影がそのままだったから

人ごみに流されて変わってゆく私を
あなたはときどき遠くでしかって

話しかけるようにゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう電車から見るだけ

あの頃の生き方をあなたは忘れないで
あなたは私の青春そのもの

人ごみに流されて変わってゆく私を
あなたはときどき遠くでしかって

あなたは私の青春そのもの


13.いろはにほへと

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

溢れる夢継ぎ足す毎日に飽きたなら
いつか叶えと願う あたしここいるよ
ツギハギの毎日についにしびれを切らして
飛び出すあなたも今日生きるよ

「あ〜切ないわ」なんて いつも口に出してないで
しこたま持った希望や不安も あたしの細胞なのです

ずんぐりむっくりの絵の具を 身体中塗りたくって
出来上がったこの唄が 今日七色に染まる
いろはにほへとのちりぬるが とりあえずPOPなんで
並び替えたこの声で今ね、あなたに届け

とどまること知らずに歩くあなたの背中が
今日はいつもよりも少し光るよ

「もう出来ないわ」なんて やたらと落ち込んでいないで
積もり積もった不平や不満も カタチの無いものなんです

紅藍黄色のこの声を がむしゃらに混ぜてまって
かき鳴らした六弦が 日々の弱さを埋める
転がり続ける石ころが とりあえずROCKなんで
さらに映えたこの声で今日もあなたに届け
あなたに響け


14.SAKURA-acoustic version-

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱きしめた
君と 春に 願いし あの夢は
今も見えているよ さくら舞い散る

電車から 見えたのは いつかのおもかげ
ふたりで通った 春の大橋
卒業の ときが来て 君は故郷(まち)を出た
色づく川辺に あの日を探すの

それぞれの道を選び ふたりは春を終えた
咲き誇る明日(みらい)は あたしを焦らせて
小田急線の窓に 今年もさくらが映る
君の声が この胸に 聞こえてくるよ

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱きしめた
君と 春に 願いし あの夢は
今も見えているよ さくら舞い散る

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱きしめた
遠き 春に 夢見し あの日々は
空に消えていくよ

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
春のその向こうへと歩き出す
君と 春に 誓いし この夢を 強く
胸に抱いて さくら舞い散る


15.風に吹かれて

作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次

輝く太陽はオレのもので
きらめく月は そうおまえのナミダ
普通の顔した そういつもの普通の
風に吹かれて消えちまうさ

あたりまえに過ぎ行く毎日に
恐れるものなど何もなかった
本当はこれで そう本当はこのままで
何もかも素晴らしいのに

明日にはそれぞれの道を
追いかけてゆくだろう
風に吹かれてゆこう

さよならさ 今日の日よ
昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて

見慣れたいつもの町を過ぎれば
素知らぬ顔 そびえるビルの角
遠くで聞こえる そう遠くで聞こえる
町の音に耳をかせば

悲しみは優しいふりして
この町を包むだろう
おまえに会いにゆくまで

さよならさ 今日の日よ
昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて

(見慣れてる)この部屋も
俺たちの優しい夢も
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて


16.雪やまぬ夜二人 -2010 version-

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

かじかむ手のひら 指先 吐息で温めたあなたが愛しい
睫毛にかかる前髪に手を伸ばし解かしたあたしは嬉しい

街に散るイルミネーション 光は今宵の花
ただあなたの隣にいたい 色彩の踊る真ん中で

降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く
少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人

時々触れる左手を気にして歩いてた頃は二年前
今、あなたの右のポケットに誘われるあたしの左手には嫉妬ね

白い吐息が雪と混ざって 紡ぎ上げる今宵のメロディ
足音はリズムを奏で 静寂をまた色づかせる

染み渡る温もりきつく抱いたまま 色腿せぬ思い出も分かつ
言いかけた想いも胸に抱いたまま 満ちてゆく夜二人

やまぬこの雪のように深く深く深く あなたのことを思い続けたいと切に願う
廻る季節の中でただいつもいつもいつも あなたが傍にいるのを感じたい
はやる気持ちを照れ笑いで隠したあたしに気付いたあなたが笑う

降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く
少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人

降り積もる粉雪 響く鐘の音に 気付いた二人は目を閉じる
繋ぎ合わせた心のパズルがまた増えてゆく そのすべて途切れないように…


17.未来予想図II

いきものがかり
作詞:吉田美和
作曲:吉田美和

卒業してから もう3度目の春
あいかわらず そばにある 同じ笑顔
あの頃バイクで 飛ばした家までの道
今はルーフからの星を 見ながら走ってる

私を降ろした後 角をまがるまで 見送ると
いつもブレーキランプ 5回点滅
ア・イ・シ・テ・ル のサイン

きっと何年たっても こうしてかわらぬ気持ちで
過ごしてゆけるのね あなたとだから
ずっと心に描く 未来予想図は
ほら 思ったとおりに かなえられてく

時々2人で 開いてみるアルバム
まだやんちゃな 写真達に笑いながら
どれくらい同じ時間 2人でいたかしら
こんなふうにさりげなく 過ぎてく毎日も

2人でバイクのメット 5回ぶつけてたあの合図
サイン変わった今も 同じ気持ちで
素直に 愛してる

きっと何年たっても こうしてかわらぬ思いを
持っていられるのも あなたとだから
ずっと心に描く 未来予想図は
ほら 思ったとおりに かなえられてく

ほら 思ったとおりに かなえられてく…